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不登校の親が孤独を感じるのはなぜ?|誰にも言えない苦しさを和らげる方法

お子さまの不登校で、誰にも相談できず孤独を感じていませんか?周囲に理解されず、「なぜ自分だけがこんなにも苦しいのか」と一人で抱え込んでいる保護者様は少なくありません。

親しくしていたママ友にも親戚にも言えず、配偶者にさえ本当の気持ちを打ち明けられない。そんな孤独の中で、心が押しつぶされそうになっているのではないでしょうか。

この記事では、不登校の親が孤独を感じる理由と、その孤独を少しでも和らげるための方法をお伝えします。

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不登校の親が孤独を感じる理由

不登校の親が孤独を感じる理由

お子さまが不登校になると、多くの保護者様は深い孤独に陥ります。周囲に相談できない、理解されない、同じ境遇の人に出会えない、といった状況で「自分だけが取り残されている」という孤立感に苦しむのです。

では、なぜ保護者様はお子さまが不登校になると孤独を感じてしまうのでしょう?ここでは、その理由を具体的に見ていきます。

誰にも相談できないから

不登校について、誰かに相談したいと思っても、なかなか打ち明けられず相談できません。ママ友に話せば「優しすぎるんじゃない?」と言われるかもしれないし、親戚に伝えれば「もう少し厳しくしなきゃ!」と言われるかもしれない。そんな不安が頭をよぎり、結局誰にも話せないまま時間が過ぎていきます。

学校の先生には相談できるかもしれません。しかし、先生に本音を話すと「家庭に問題がある」と思われないか心配になります。スクールカウンセラーに相談するのも、少しハードルが高く感じてしまう場合もあるでしょう。結局、自分のつらさや苦しさは誰にも伝わらないと感じてしまうのです。

配偶者にさえ、本当の気持ちを打ち明けられない方もいるのではないでしょうか。「弱音を吐いてはいけない」「しっかりしなければ」と自分に言い聞かせ、一人で抱え込んでしまうのです。誰にも相談できないまま、孤独はどんどん深まっていきます。

誰にも言えない保護者様の本音と、その気持ちの整理の仕方については、こちらの記事も参考にしてください。

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周囲に理解されないと思うから

不登校について話しても、理解してもらえないと諦めていませんか?「学校に行くのが当たり前」の価値観を持つ人に、不登校を説明するのは難しいかもしれません。本当の苦しさは、経験した人にしかわかりませんから。

また、周囲からの善意の言葉が、かえって心を重くする場合もあります。「そのうち行けるようになるよ」「気にしすぎじゃない?」など、励ましのつもりで言われた言葉も、わかってもらえないと感じてしまいます。

ママ友から学校の話題が出るたびに、気持ちも沈むでしょう。「うちの子、こんなことがあって」といった内容の話を聞きながら、「我が子は学校にも行けていないのに…」と心の中で嘆いてしまいます。周囲に理解されないという思いが、孤独感をさらに強くしているのです。

同じ境遇の人に出会えないから

まわりを見渡して、不登校のお子さまを持つ保護者様がいないと、すべての子どもたちが普通に学校に通っているようにみえます。

同じ境遇の人がいれば、気持ちを分かち合えるかもしれません。共感してもらえる相手がいれば、少しは心が軽くなるでしょう。しかし、そういう人に出会ったり情報交換したりできる機会がありません。

不登校の我が子にどう対応すればいいのか、ほかの家庭はどうしているのか、そういうことを気軽に聞ける相手がいないのではないでしょうか。インターネットで調べても、情報が多すぎて何が正しいのかわからず疲弊している保護者様は多いでしょう。

「自分だけ」という感覚は、孤独感の悪循環を生みます。理解や共感してくれる人や相談できる相手がいないと、保護者様の心はますます孤独になってしまいます。

不登校の親が感じる孤独の種類

不登校の親が感じる孤独の種類

保護者様が感じる孤独には、いくつかの種類があります。それは、社会とのつながりが薄れていく孤独であり、家族の中で独りぼっちになる孤独でもあります。一口に孤独といっても、その中身はさまざまかもしれません。

ここでは、保護者様が抱える孤独はどのようなものか見ていきましょう。

社会からの孤立

お子さまの不登校をきっかけに、社会とのつながりが少しずつ薄れていきます。学校行事に顔を出しにくくなり、保護者会にも参加できなくなります。運動会や授業参観でほかの保護者様と顔を合わせるのが苦痛で、つい避けてしまうケースも。

ママ友との付き合いも、変化していきます。ランチに誘われても、学校の話題になるのが怖くて断ってしまう方もいるのではないでしょうか。

また、お子さまが不登校だと、仕事を休んだり早退したりする日が増えるかもしれません。お子さまの様子が気になったり病院に付き添わなければならなかったり、そのたびに職場に連絡するのが申し訳なく肩身の狭い思いをします

家族内での孤立

一番近くにいるはずの配偶者に本当の気持ちをわかってもらえないときは、家庭の中でも孤独を感じる場合があります。「どうしてそんなに甘やかすんだ」「もっと厳しくすべきだ」など、対応方針の違いから言い争いになる場合があるかもしれません。不登校のお子さまへの毎日の対応に疲れても、家族に理解がなければ負担が重くなるばかりです。

兄弟姉妹への対応にも気を遣います。不登校のお子さまに時間を取られ、ほかのお子さまたちとの時間が減ってしまいます。「お兄ちゃんばかりずるい」と言われると、申し訳ない気持ちでいっぱいになりますよね。

家族なのにわかり合えない、一番理解してほしい人に理解されないその苦しさは、社会からの孤立とはまた違う、深い孤独を生み出します。

孤独を抱え続けた結果、メンタル崩壊に至ってしまうケースもあります。保護者様のメンタルケアについては、こちらの記事をご覧ください。

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心の孤独

社会からの孤立と家族内での孤立のほかに、保護者様ご自身の心の孤独があります。心の中には、不安、焦り、罪悪感、無力感などさまざまな感情が渦巻いており、その複雑な感情を言葉にするのは難しいものです。「つらい」の一言では表せない、もっと複雑で繊細な気持ちを抱え込んでいるのではないでしょうか。

周囲からの励ましの言葉は善意からだとわかっています。しかし、その言葉が逆に心を重くする場合もあるでしょう。誰からも理解してもらえないのは、とても苦しく孤独が深まってしまいます。

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子どもの不登校で親の孤独を和らげるために

子どもの不登校で親の孤独を和らげるために

ここまで、保護者様が感じている孤独についてお伝えしました。誰にも相談できず、理解してもらえず、同じ境遇の人に出会えない… そうした状況で、深い孤独を抱えている保護者様の苦しさは計り知れません。

しかし、その孤独を少しでも和らげる方法があります。ここでは、孤独と向き合うためにできることをお伝えします。

一人で抱え込まない

孤独を感じるのは、自然なことです。誰にも理解されず、一人で頑張ってきた保護者様が、孤独を感じるのは当然なのです。その気持ちを否定する必要はありません。

しかし、その孤独を一人で背負い続ける必要もないのです。誰かに話してみると、心は少しずつ軽くなるもの。言葉にすることで、自分の気持ちが整理されていくでしょう。誰かに聞いてもらうだけで、孤独感は和らいでいきます。

そうは言っても、本当の気持ちを誰に話せばいいの?と思うかもしれません。そんなときは、専門家に相談する選択もあります。カウンセラーは、保護者様の話を聴き、行き場のない気持ちを気持ちを受け止めてくれます。否定も評価もせず、ただ寄り添ってくれる存在です。「こんな内容でも話していいのだろうか」と思う必要はありません。

不登校の知識や支援経験のあるカウンセラーと話してみると、違う視点が見えてくる場合もあります。「そういう考え方もあるんだ」と気づけるかもしれません。

どうか、孤独を一人で抱え込まないでください。話せる相手を見つけること、それが孤独を和らげ心を軽くする第一歩です。

同じ境遇の人とつながる

同じ境遇の人とつながることも、孤独を和らげる大切な方法です。同じ経験をした人にしかわからない気持ちがあります。「わかるよ」と共感してもらえるだけで、自然と心が楽になるでしょう。

不登校の親の会やオンラインコミュニティでは、同じ悩みを持つ保護者様が集まっています。「自分だけじゃないんだ」という安心感が得られます。親の会などのコミュニティに参加するのはハードルが高いと感じる方もいるかもしれません。

知らない人たちの中に入っていくのは、確かに勇気が必要です。でも、その一歩を踏み出す価値はあります。なぜなら、孤独を感じているのは保護者様だけではないとわかるからです。同じように悩み、苦しんでいる保護者様がたくさんいます。つながることで、孤独は少しずつ和らいでいくでしょう。

孤独を感じてしんどいとき、オンラインサポートや同じ境遇の保護者様との交流については、こちらの記事で詳しく解説しています。

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最後に|孤独を感じている保護者様へ

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お子さまの不登校で、誰にも相談できず孤独を感じるのは自然なことです。しかし、その孤独を一人で背負い続ける必要は、もうありません。

不登校こころの相談室」では、AI診断を用意しています。いくつかの質問に答えるだけで、今の孤独な状況を客観的に整理することができます。一人で抱え込んでいた気持ちを、少し違う角度から見つめ直すきっかけになるかもしれません。

診断結果をもとに、オンラインカウンセリングのご利用も可能です。不登校の知識や支援経験が豊富な臨床心理士や公認心理師が、保護者様の孤独な気持ちにじっくりと寄り添います。「誰かに聞いて欲しい」と感じたとき、すぐに相談できるのがオンラインカウンセリングのメリットでもあります。保護者様が孤独から少しでも解放されることは、お子さまにとっても家族全体にとっても大切なことです。どうか、一人で抱え込まないでください。「不登校こころの相談室」があなたの心に寄り添いサポートしていきます。

\3分で完了!今の状態をAIが診断/
執筆:わたなべ ちかこ

小中学生向けオンライン学習のコラムや、コミュニケーションコーチ&カウンセラーとして活躍する起業家のメルマガなどを執筆。不登校経験のある子どもを持つ母親ならではの視点を活かし、教育や子育てに関するテーマで心に響く記事を届けています。また、取材記事の執筆やWebメディアのディレクションにも取り組み、幅広い分野で活躍中。

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どうか一人で抱え込まないでください。不登校こころの相談室は、保護者様の想いに寄り添い、お子さまが自信を取り戻して自分のペースで前に進めるよう全力でサポートします。

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