目次
不登校の子を持つ親がカウンセリングを受ける意味

不登校のお子さまを持つ保護者様がカウンセリングを受けることには、多くのメリットがあります。
ここでは、主な6つの効果を紹介します。
親だけでも相談できる
「子どもがカウンセリングを受けたがらないから相談できない」と悩む保護者様は少なくありません。
しかし、不登校のカウンセリングは、保護者様だけで受けることが可能です。
専門家に現在の状況やお子さまとの関わり方を相談することで、気持ちが整理され、今後の対応が見えやすくなる場合があります。
一人で抱え込まず、早い段階で保護者様から相談することが、お子さまへのよりよい支援につながる場合もあります。
心の負担を軽くできる
不登校のお子さまを支えるなかで、不安や緊張を抱える保護者様は少なくありません。
そのようなときは、カウンセリングで気持ちを言葉にすることで、頭の中が整理され、心が少し軽くなることがあるます。
安心して思いを話せる場があるだけでも、支えになる場合もあります。
抱えている不安を外に出すことで、「自分だけではなかった」と気づけることもあり、気持ちが和らぐことでしょう。
社会的な孤独感を和らげることができる
不登校の問題は周囲に理解されにくく、孤立感を覚える保護者様もいます。
「誰にも分かってもらえない」という思いを抱えたままでは、気持ちが沈んでしまいますよね。
カウンセリングでは、第三者とつながることによって孤独感が和らぎ、安心できる居場所を得られることがあります。
さらに、「同じような悩みを抱えている人がいる」と実感できることは、日々の子育てを続ける上での力にもつながります。
子どもとの関わり方を学べる
お子さまへの接し方に迷い、「どう声をかければいいのか分からない」と感じる保護者様は少なくありません。
カウンセリングでは専門家と一緒に関わり方を考えることができ、日常で使える具体的な工夫を学べるケースもあります。
お子さまを無理に変えようとするのではなく、保護者様自身の関わり方を見直すことが、状況の改善につながる場合もあります。
親子のやり取りを見直すきっかけとなることもあるでしょう。
実際に学んだ声かけを試してみると、お子さまが少しずつ安心して気持ちを表現するようになることも期待できます。
冷静な視点で状況を整理できる
悩みの渦中にいると、何から手をつければいいのか分からなくなることがあります。
このようなとき、カウンセリングを通して第三者の視点を得ると、優先して取り組むことや後回しにできることが整理され、冷静に状況を見直せる場合があります。
具体的な行動の優先順位を知ることで、迷いや不安が軽減され、次の一歩を踏み出しやすくなります。
家庭全体の雰囲気がよくなる
保護者様の気持ちが整うと、その変化は家庭全体にも広がりやすいものです。
カウンセリングを受けたことで、保護者様自身が落ち着いて関わることができるようになり、家庭の空気が和らいだと感じるケースも少なくありません。
また、親子のやり取りが穏やかになると、兄弟姉妹や夫婦関係にも良い影響を与え、家族全体の協力体制が築きやすくなります。
不登校の親向けカウンセリングの場所と料金相場

保護者様がカウンセリングを受けられる場所はさまざまあり、料金も場所によって異なります。
ここでは代表的な相談先を紹介し、それぞれの料金相場や特徴を解説します。
公的機関や学校
学校のスクールカウンセラーや教育委員会の相談窓口は、公費で運営されているため基本的に無料で利用できます。
予約制の場合が多く、継続的な利用は難しいこともありますが、初めての相談先としては利用しやすい選択肢です。
医療機関
心療内科や精神科などの医療機関でも、保護者様が相談できる場合があります。
医師が治療の一環としてカウンセリングを行う場合は保険適用となり、自己負担は数百円から数千円程度に抑えられることもあります。
ただし、臨床心理士や公認心理師によるカウンセリングは自費となることが多く、1回5,000〜10,000円程度が相場です。
民間のカウンセリング施設
心理士が運営する民間の相談室では、時間や回数を柔軟に選べるのが特徴です。
料金は1回50分で5,000〜10,000円程度が目安ですが、場所や資格によって差があります。
大学や大学院付属のカウンセリングセンターでは、研修を兼ねて安く受けられる場合もあり、2,000〜5,000円程度で利用できることもあります。
オンラインカウンセリング
近年は、オンラインで受けられるカウンセリングも増えています。
自宅から相談できる手軽さや、移動や対面の負担を軽減できるのが魅力です。
「不登校こころの相談室」では、不登校に特化した専門カウンセラーによるオンライン相談を提供しています。
料金は1回7,700円であり、継続しやすいプランもあるため、長期的なサポートを求める保護者様に適しています。
カウンセリングで相談できる主な相談事例

カウンセリングでは、不登校のお子さまに関する幅広い悩みを相談できます。
ここでは、保護者様からよく寄せられる代表的な事例を取り上げ、紹介します。
自分の悩みが具体的にイメージできると、相談のハードルも下がるはずです。
不登校の子どもとの接し方
不登校が続くと、「声をかけても返事がない」「何を言っても反発される」と悩むことがあるかもしれません。
親子の距離感や言葉の選び方を誤ると、かえって関係がこじれてしまうこともあるため、注意が必要です。
カウンセリングでは、専門家が第三者の視点から親子のやり取りを整理し、適切な声かけや接し方を一緒に考えてくれます。
気持ちに寄り添う声かけや、すぐに実践できる工夫を知ることで、保護者様も安心してお子さまに向き合えるようになるでしょう。
学校や周囲との関わり方
不登校の背景には、学校との関係や周囲の理解不足が影響することもあります。
学校とどう連携すればよいのか、友人関係や親族への説明をどうすればいいのかなど、悩みは尽きません。
保護者様が一人で判断しようとすると、相手に伝わらなかったり過度に心配されたりと、かえって混乱を招くこともあります。
このようなときカウンセリングでは、具体的な伝え方や共有範囲を整理できるため、ストレスを減らしながら適切に関係を築いていくことができます。
結果として、学校や周囲の人と協力しやすい環境が整い、お子さまを支える体制づくりにつながるでしょう。
子どもの将来や進路への不安
不登校が長引くと、将来への不安を強く抱いてしまいますよね。
先が見えない状況は不安を増幅させますが、カウンセリングでは現実的な進路の選択肢や支援制度を知ることができます。
たとえば通信制高校や教育支援センターとの併用など、従来の進路以外にも道があると分かるだけで、気持ちは大きく変わるでしょう。
親自身の気持ちやストレスの整理
不登校のお子さまを支える過程で、自責的になる保護者様は少なくありません。
ストレスによって心身に不調が出てしまうこともあります。
保護者様自身の心の健康を保つことは、お子さまを支え続けるためにも大切です。
カウンセリングでは、そうした保護者様自身の気持ちを率直に表現し、整理する時間を持つことができます。
専門家から気持ちを認められるだけでも心は軽くなり、少しずつ前向きな気持ちを取り戻せることが期待できます。
当相談室に実際に寄せられるご相談内容

「不登校の親向けカウンセリングでは、どのような相談をする人が多いのだろう」と気になる方も多いのではないでしょうか。
不登校のお子さまの状況は一人ひとり異なりますが、保護者様が抱える悩みには共通する傾向があります。
当相談室では、初回カウンセリング前に現在の状況やお悩みを詳しくご記入いただく事前アンケートを実施しています。
その内容を分析すると、「子どもへの接し方」「学校との関わり方」「将来への不安」「保護者自身の精神的な負担」など、繰り返し寄せられるご相談があることが分かります。
ここでは、実際の初回アンケートをもとに、当相談室へ特に多く寄せられるご相談をご紹介します。
子どもへの接し方が分からない
当相談室へ寄せられるご相談で、特に多いのが「子どもにどのように接すればよいのか分からない」という内容です。
保護者様は「良かれと思って接しているものの、これで本当に合っているのか分からない」という不安を抱えながらご相談に来られるケースが多く見られます。
「娘に寄り添いたいが、どうしていいのか分からない。相談先も分からない。」
「子どもとの接し方を知りたい。」
「本人への声掛けの仕方。急かすことができず、怒ると泣き叫んでしまう。」
「無気力や疲れを、親はどのようにサポートしてあげたら良いのでしょうか。」
「両親とも仕事があり、日中は娘が一人で過ごします。寂しさを和らげる方法がないか悩んでいます。」
「今の状況から逃げたいという投げやりな考え方を変えてほしい。」
※事前アンケートより、一部抜粋・編集して掲載しています。
当相談室で多くの保護者様のお話を伺っていると、「学校へ行かせる方法」を知りたいというよりも、「子どもとの関わり方がこれで合っているのか確認したい」というお気持ちで相談される方が非常に多いです。
実際には、お子さまの年齢や不登校になったきっかけ、発達特性の有無、不登校の期間によって適切な関わり方は異なります。
そのため、初回カウンセリングでは「今すぐ何をするべきか」を一律にお伝えするのではなく、これまでの経緯やご家庭での関わり方を丁寧に整理したうえで、それぞれのご家庭に合った対応方針を一緒に考えていきます。
「接し方が分からない」という悩みは、不登校のお子さまを支える多くの保護者様が経験されるものです。
一人で答えを探し続けるのではなく、状況を整理しながら適切な関わり方を考えていくことが、お子さまだけでなく保護者様自身の安心にもつながります。
学校へ行かせるべきか、それとも見守るべきか
不登校のお子さまを持つ保護者様からは、「学校へ行くよう促した方がよいのか、それとも本人の気持ちを尊重して見守るべきなのか」というご相談も非常に多く寄せられます。
「このまま休ませ続けて大丈夫なのだろうか」「無理にでも登校させた方が将来のためになるのではないか」と葛藤し、毎朝お子さまと向き合うたびに悩みを深めてしまう保護者様は少なくありません。
「登校できるくらい元気に回復してほしい。」
「泣くことなく学校に行ってもらいたい。」
「学校を休まず登校して、学校生活を楽しんでほしい。」
「今の学校で単位を取り、なるべく現在の学校で卒業できるようになってほしい。」
「周りの子のように毎日学校へ通えるようになってほしい。」
「まずは娘が学校へ行けなくなった原因を把握し、その上で今後のサポートを考えたい。」
当相談室では、「登校を促すべきか、それとも見守るべきか」というご質問をいただくことは非常に多いのですが、一律に「行かせましょう」「休ませましょう」とお伝えすることはありません。
実際のご相談では、不登校になったきっかけや期間、学校への不安の強さ、家庭での様子、生活リズム、発達特性の有無などによって適切な対応は大きく異なります。
同じ「学校へ行けない」という状態でも、少し背中を押すことが回復につながるケースもあれば、まずは十分に安心して休める環境づくりが必要なケースもあります。
初回カウンセリングでは、保護者様のお話を詳しく伺い、「今のお子さまはどの段階にいるのか」を整理した上で、無理のない関わり方をご提案しています。
「登校させるか、見守るか」という二択で考えてしまうと、保護者様も苦しくなりがちです。
まずは現在のお子さまの状態を正しく理解し、ご家庭に合ったサポート方法を見つけることが、長期的な回復への第一歩となります。
将来や進学、学習の遅れに強い不安を抱える
不登校が長引くにつれて、多くの保護者様が不安を感じるのが「この先どうなるのだろう」という将来への心配です。
特に中学生や高校生のお子さまでは、「内申点が下がるのではないか」「進学先が限られてしまうのではないか」「留年してしまうのではないか」といった進路に関するご相談が多く寄せられます。
「進路や、家族以外の人との交流がなくなっていることが心配です。」
「他人との人間関係、学習の遅れ、生活リズムが心配です。」
「学習の遅れ、ネット依存、将来への不安があります。」
「留年が目前に迫っており、通信制高校への転入も視野に入れています。」
「登校できないと内申点が下がり、希望する高校へ行けなくなることが不安です。」
「周りの子のように毎日学校へ行けて、習い事までできたらと願っています。」
実際には「学校へ行けないこと」以上に、「このまま将来の選択肢がなくなってしまうのではないか」という不安を抱えている方が非常に多いです。
しかし、将来への不安が大きくなるあまり、焦って登校だけを目標にしてしまうと、お子さま自身の負担がさらに大きくなってしまうこともあります。
そのため当相談室では、現在の心身の状態を整理したうえで、学校復帰だけでなく、別室登校や通信制高校、学び直しなども含め、お子さまにとって現実的な選択肢を一緒に整理することを大切にしています。
保護者自身が心身の限界を感じる
当相談室では、お子さまの不登校についてだけでなく、「保護者自身が限界を感じている」というご相談も数多く寄せられます。
「毎日どう接すればよいか分からず疲れてしまった」「子どもの将来を考えると眠れない」「家族全体が不登校に振り回されているように感じる」といったお悩みは決して珍しいものではありません。
「ママパパは精神的に限界。鬱になりました。」
「育児が辛すぎた。今も報われない育児に苦しんでいます。」
「毎日何でもないことで怒り、大声で騒ぎ、家の中が平穏ではありません。」
「妻が病気療養中で、これ以上ストレスを与えたくありません。」
「両親とも仕事があり、平日は娘が一人で過ごすことになり、どう支えればよいか悩んでいます。」
「娘に寄り添いたいが、どうしていいのか分からない。」
「子どものことを相談したい」とおっしゃってご相談された方でも、お話を進めるうちに、ご自身が長期間にわたって強い緊張や不安を抱え続けていたことに気付かれるケースが少なくありません。
実際には、お子さまの回復を支えるためには、保護者様が安心して悩みを話せる場所を持つことも非常に重要です。
「親だから頑張らなければ」と一人で抱え込まず、まずは保護者様の心の負担を整理することが、お子さまへの関わり方を見直すきっかけになることも多くあります。
不登校は、お子さま一人だけの問題ではなく、ご家族全体に大きな影響を与える出来事です。
保護者様ご自身が安心して相談できる環境を持つことも、お子さまを支えるための大切な一歩といえるでしょう。
発達特性や起立性調節障害などの複数要因があるケース
当相談室へ寄せられるご相談では、「学校へ行けない」という状況だけではなく、発達特性や起立性調節障害、不安障害、うつ症状など、複数の要因が重なっているケースも少なくありません。
「何が一番の原因なのか分からない」「医療機関では診断を受けたものの、その後どのように家庭で関わればよいか分からない」といったご相談も多く、保護者様だけで状況を整理することの難しさがうかがえます。
「起立性調節障害と心身症、低血圧症などで通院しています。」
「起立性調節障害があり、留年や将来への不安があります。」
「HSCの子に合ったアドバイスをいただきたいです。」
「ADHDを理解した対応をしてほしいと言われました。」
「PTSDやうつ、発達障害の可能性もあり、親子ともに精神的に限界です。」
「病院やスクールカウンセラーにも相談したものの、改善が見られませんでした。」
不登校の背景には一つだけの原因があるケースよりも、「学校での出来事」「本人の性格や特性」「心身の不調」「家庭環境」など、複数の要因が重なっているケースが多く見られます。
そのため、「発達障害だから」「起立性調節障害だから」と一つの要因だけで判断するのではなく、お子さまが現在どのような状態にあり、どの要因が大きく影響しているのかを丁寧に整理することを大切です。
また、医療機関では診断や治療が中心となる一方で、「家庭ではどのように接すればよいのか」「学校とはどのように連携すればよいのか」といった日常生活での悩みは、保護者様だけでは整理しきれないことも少なくありません。
当相談室では、必要に応じて医療機関での診断内容も踏まえながら、ご家庭で実践しやすい関わり方を一緒に考えていきます。
お子さまの状況が複雑であればあるほど、保護者様は「何から取り組めばよいのか分からない」と感じやすくなります。
だからこそ、原因を一つに決めつけるのではなく、現在の状況を整理し、一歩ずつ進めていくことが、不登校という状況解決につながることも多いです。
親がカウンセリングを受ける際の注意点

カウンセリングをより効果的に活用するためには、いくつかの注意点を意識することが大切です。
保護者様が安心して取り組める環境を整えることで、相談の効果も高まりやすくなります。
無理なく続けられる方法を選ぶ
保護者様がカウンセリングを受ける際には、経済的・時間的に無理のない方法を選ぶことが重要です。
カウンセリングは継続することで効果が発揮されやすくなるため、負担を感じて途中でやめてしまうと十分な成果が得られにくくなります。
たとえば、通いやすい場所やオンラインカウンセリングの活用など、自分の生活に合った方法を取り入れることで、無理なく続けられる環境を整えることができるでしょう。
信頼できるカウンセラーを見極める
保護者様が安心して悩みを話せるかどうかは、カウンセラーとの相性に大きく左右されます。
資格や経験はもちろん、実際に話してみて「信頼できる」と感じられるかどうかを確かめることが大切です。
相性が合わないまま相談を続けると、十分に気持ちを話せず、カウンセリングの効果を実感しにくい場合もあります。
信頼関係が築ければ、相談内容を率直に話せるようになり、より的確なアドバイスを受けやすくなります。
保護者様にとって安心できる相手を選ぶことが、長期的な支援につながります。
不登校の親のカウンセリングは「不登校こころの相談室」へ

不登校のお子さまを支えるなかで、「どう対応すればよいのか分からない」「一人で抱え込むのがつらい」と感じることは決して珍しいものではありません。
保護者様だけで相談を始めることも、お子さまにとってよりよい支援につながる大切な一歩です。
「不登校こころの相談室」では、不登校のお子さまや保護者様に寄り添うオンラインカウンセリングを行っています。
まずは無料のAI診断で、お子さまの状況やご家庭の希望を整理し、AIと専門家の知見をもとに、今後のサポート方針を一緒に考えていきます。
「何から始めればよいか分からない」「今の対応が合っているのか知りたい」と感じている保護者様は、まずは無料AI診断からお気軽にお試しくださいね。



















