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不登校を解決するには

不登校の子どもにどうすればいい?親がまず知っておきたいこと

お子さまが不登校になったとき、多くの保護者様は「どうすればいいかわからない」と途方に暮れてしまいます。学校に行かせるべきか、それとも休ませるべきか。何を言えばいいのか、何をしてあげればいいのか。答えが見つからず、焦りと不安ばかりが募っていくのではないでしょうか。

しかし「どうすればいいかわからない」と感じるのは、決しておかしなことではありません。この記事では、不登校になったお子さまと焦らず向き合うための保護者様の心構えと、具体的な対応方法をお伝えします。

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不登校でどうすればいいかわからない親が理解すべきこと

不登校でどうすればいいかわからない親が理解すべきこと

お子さまが不登校になると、多くの保護者様は混乱と不安に包まれます。「何が原因だったのか?」「これからどうなるのか?」「何をすればいいのか?」。次々と湧き上がる疑問に、答えが見つからないまま時間だけが過ぎていくかもしれません。

インターネットで検索すれば、さまざまな情報があふれています。しかし、情報が多過ぎるからこそ、何が正しいのかわからなくなってしまう場合もあるでしょう。

ここでは、不登校になったお子さまへの対応において、焦る気持ちを少し横に置いて保護者様がまず知っておきたい大切なことをお伝えします。

どうすればいいかわからないのは当たり前

「どうすればいいかわからない」のは、保護者様が無知だからでも、能力が足りないからでもありません。不登校の状況に初めて直面したとき、誰もが同じように混乱します。

多くの保護者様にとって、不登校は初めての経験で想像もできなかった事態でしょう。だからこそ「どう対応すればいいのか」という明確な答えが見えず、不安になるのは自然なことなのです。

また、不登校にはさまざまな背景があります。友人関係の悩み、学業のストレス、発達特性など、原因は1つではありません。そのため「こうすれば必ず解決する」といった万能な方法は存在しないのです。お子さま一人ひとりの状況が異なるからこそ、正解が見えにくくなっています。

情報過多の現代では、かえって混乱してしまう場合もあるでしょう。専門家の意見も、ときには異なる見解を示しています。ある専門家は「とにかく休ませる」を推奨し、別の専門家は「段階的な登校支援」を提案する。どちらも間違いではないのですが、我が子にはどちらが合うのか、判断に迷ってしまいます。

そんな状況のなか、すぐに答えを出そうとする必要はありません焦って答えを出そうとすると、かえって空回りしてしまいます。「どうすればいいかわからない」不安や混乱は、お子さまを大切に思っているからこそ生まれる自然な感情なのです。

不登校は今すぐ解決しなくていい

不登校に直面すると、多くの保護者様は「一刻も早く学校に戻さなければ」と焦りを感じます。しかし、その焦りこそが、お子さまと保護者様の両方を追い詰めてしまう原因になりかねません。

不登校は、風邪のように数日休めば治るものではありません。お子さまの心が疲れ切っているとき、無理に学校に行かせようとするのは、傷口に塩を塗るようなものです。心の回復には、身体の回復以上に時間がかかる場合があります。

不登校のお子さまの多くは、適切な支援と時間があれば、自分なりのペースで前に進んでいきます。それは学校へ復帰する形かもしれませんし、フリースクールや通信制など別の道かもしれません。大切なのは「学校に戻る」だけではなく「お子さまが安心して成長できる環境を見つける」ことなのです。

今日、明日で答えを出す必要はありません。お子さまの心が少しずつ回復し、エネルギーを取り戻していく過程を、じっくりと見守ってあげてください。今は答えが見えなくても、長期的な視点でお子さまの成長を支えていけば、必ず道は開けていきます。

不登校には段階があり、それぞれの時期でお子さまの心理状態や必要なサポートが異なります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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どうすればいいか焦らず向き合うために

どうすればいいか焦らず向き合うために

不登校のお子さまと向き合うとき、保護者様の心の持ち方が大きな影響を与えます。焦りや不安を抱えたまま対応すると、その緊張感はお子さまにも伝わってしまうもの。

ここでは、どうすればいいかわからない状況で、保護者様ご自身の心を整えるために大切な考え方をお伝えします。少しずつ意識が変われば、お子さまとの関係性も変わっていくでしょう。

学校に行かせることを一旦手放す

「学校に行かせなければ」という思いが、保護者様を最も苦しめているかもしれません。しかし、その思いを一旦手放してみると、見える景色が変わってきます。

学校に行くことは、確かに大切です。友人と過ごし、学び、成長する場として、学校は重要な役割を果たしています。だからこそ、お子さまが学校に行けない状況に、保護者様は強い焦りを感じるのでしょう。

しかし「学校に行かせる」のが目的になってしまうと、お子さまの心の状態が見えなくなってしまいます。朝、無理やり起こして登校させようとしたり、将来のために学校へ行くよう説得したり。そうした対応は、一時的に登校につながっても、お子さまの心の傷を深めてしまう危険性があります。

実際に、無理に登校させ続けた結果、お子さまの状態がさらに悪化してしまったケースは少なくありません。表面的には学校に通っていても、心の中では苦しみ続け、やがて完全に動けなくなってしまうケースもあるのです。

「学校に行かせる」ことを手放すとは、お子さまの教育を諦めるわけではありません。今は学校という場所がお子さまに合っていない現実を受け入れ、ほかの選択肢を考える余裕を持つことです。

学校以外にも、フリースクールやオンライン学習などで、お子さまが学び成長できる場所はあります。家庭で過ごす時間も、決して無駄な時間ではありません。心のエネルギーを蓄え、自分と向き合う大切な期間となるでしょう。

「学校に行かなくても大丈夫」と保護者様ご自身が思えるようになると、不思議とお子さまの表情が和らぐ場合があります。行かなければならないプレッシャーから解放されると、お子さまの心に余裕が生まれるのです。

もちろん、本当に学校に行かなくても大丈夫なのかといった不安が消えないのも当然です。それでも「今は、学校に行くことよりも大切なことがある」と考えてみてください。

お子さまの今をそのまま受け入れる

不登校のお子さまと向き合うとき、最も大切なのは「ありのままを受け入れる」姿勢です。「なぜ学校に行けないの?」「何があったの?」と、理由を知りたくなるのは当然の気持ちです。原因が分かれば、解決策も見つかるはず。そう考えて、お子さまに質問を重ねてしまうかもしれません。

しかし、お子さま自身も、なぜ学校に行けないのか説明できない場合が多いのです。朝になると身体が動かなかったり、教室に入ろうとすると息苦しくなったり、そんな感覚的な理由しか言えないお子さまもいます。

お子さまの今の状態を、評価せずに受け入れてみてください。昼まで寝ていても、一日中ゲームをしていても、それを否定しないでください。お子さまなりに、心を守る方法を見つけているのかもしれません。保護者様から見れば「怠けている」ように見えても、お子さまにとっては必要な時間なのです。

ただし、受け入れることは放置するといった意味ではありません。お子さまの変化を見守り、必要なときには手を差し伸べる。でも、今のお子さまを否定しない。その絶妙なバランスが、回復へ導きます。

具体的にどのような対応をすればいいか知りたい方は、こちらの記事も併せてご覧ください。

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どうすればいいかわからないときの対応について

どうすればいいかわからないときの対応について

「どうすればいいかわからない」状態から一歩進むためには、情報を集め、視野を広げるのも大切です。

ここでは、混乱している状態から少しずつ整理していくための、具体的な方法をお伝えします。

情報収集する

不登校についての正しい知識を得ると、漠然とした不安が少しずつ整理されていきます。ただし、情報との向き合い方には注意が必要です。

インターネットで「不登校」と検索すると、膨大な情報が出てきます。専門家の意見もあれば個人の体験談もあるので、何を信じればいいのかわからなくなってしまうかもしれません。

大切なのは、信頼できる情報源の見極めです。文部科学省や教育委員会が発信する公的な情報、臨床心理士や公認心理師といった専門家が監修している情報は、比較的信頼性が高いといえるでしょう。不登校支援の実績がある団体やNPOの情報も参考になります。

一方で、SNSや掲示板の情報には注意が必要かもしれません。個人の体験談は参考になる部分もありますが、それがそのままお子さまに当てはまるとは限りません。

情報を集める際には、複数の視点を持つように心がけてください。1つの情報源だけに頼ると、偏った見方になってしまう可能性があります。さまざまな専門家の意見、異なる支援方法、多様な回復事例を参考にすると選択肢の幅が広がります。

情報収集は、答えを見つけるためだけのものではありません。「いろいろな方法があるんだ」「うちだけではないんだ」と知ると、保護者様の心が少し軽くなる場合があります。これが、情報収集の最も大きな意味といえるでしょう。

一人で抱え込まない

どうすればいいかわからないとき、一人で悩み続けるのは非常につらいことです。誰かに話すだけでも、心の重荷が軽くなる場合があります。

不登校について、周囲の人に相談するのをためらう保護者様は少なくありません。「親の育て方が悪いと思われるのではないか」といった思いから、誰にも話せず孤立してしまうケースもあります。

しかし、一人で抱え込み続けると、視野が狭くなってしまうもの。同じことを何度も考え冷静な判断ができなくなります。そして、疲れ果ててしまうのです。保護者様が疲弊すると、お子さまを支える余裕もなくなってしまいます。

まずは、信頼できる人に話してみてください。配偶者や家族、親しい友人など、あなたの話を否定せずに聞いてくれる人がいるはずです。話すことで頭の中が整理されたり、自分の気持ちに気づけたりする場合があります。

保護者様ご自身が限界を感じている場合は、以下の記事も参考にしてください。保護者様のメンタルケアについて解説しています。

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学校のスクールカウンセラーは、お子さまだけでなく保護者様の相談にも応じてくれます。学校側の立場からのアドバイスが得られるでしょう。ただし、スクールカウンセラーとの相性もありますので、話しにくいと感じたら無理に続ける必要はありません。

地域の教育相談窓口や、オンラインカウンセリングの選択肢もあります。オンラインカウンセリングは自宅から相談できるため、忙しい保護者様でも利用しやすいのが特徴です。対面での相談に抵抗がある場合も、オンラインなら気軽に始められるかもしれません。

大切なのは「話せる場所」を見つけることです。「不登校こころの相談室」では、不登校に特化した専門資格を持つカウンセラーが、保護者様の悩みに丁寧に寄り添います。

不登校の支援経験が豊富なカウンセラーだからこそ、お子さまの状況に応じた具体的なアドバイスが可能です。「こんなときどう声をかければいいのか?」「どこまで見守り、どこから手を差し伸べるべきか?」といった、日々の細かな悩みにも対応しています。

また、オンラインでの相談のため、自宅のリラックスした環境で話せるのも大きなメリットです。外出が難しい状況でも、ご自身のペースで相談できます。カウンセリングを受けているのを周囲に知られる心配もありません。

相談することは、弱さではありません。むしろ、お子さまのために最善を尽くそうとする、保護者様の強さの表れです。一人ですべてを背負わず、専門家の力を借りることも検討してください。

最後に|どうすればいいか迷ったときの第一歩

最後に|どうすればいいか迷ったときの第一歩

お子さまが不登校になったとき「どうすればいいかわからない」と感じるのは、決して特別なことではありません。むしろ、それは保護者様がお子さまを大切にし真剣に考えているからこその、自然な気持ちといえるでしょう。

「どうすればいいかわからない」と思うのは当たり前です。そして、不登校は今すぐ解決しなくても大丈夫。焦って答えを出そうとせず、時間をかけて向き合っていく姿勢が大切です。

学校に行かせることを一旦手放して、どうかお子さまの今の状態をそのまま受け入れてください。これらは簡単にできることではないかもしれませんが、少しずつ意識を変えていくとお子さまとの関係性も変わっていきます。

「でも、やっぱりどうすればいいか分からない…」そう感じる方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、まず現在の状況を客観的に整理することから始めてみませんか?

不登校こころの相談室」では、AI診断(無料)を提供しています。いくつかの質問に答えると、お子さまの状態や保護者様が今できることについて、客観的な視点からのアドバイスが得られます。

診断の結果を見て、さらに詳しく相談したいと感じたら、オンラインカウンセリングもご利用もご検討ください。不登校に特化した専門のカウンセラーが、お子さまと保護者様、それぞれに寄り添ったサポートを提供いたします。

不登校は、保護者様一人で解決する必要はありません。専門家の力を借りながら、お子さまにとって、そして保護者様にとって、最善の道を一緒に探していきましょう。

\3分で完了!今の状態をAIが診断/
執筆:わたなべ ちかこ

小中学生向けオンライン学習のコラムや、コミュニケーションコーチ&カウンセラーとして活躍する起業家のメルマガなどを執筆。不登校経験のある子どもを持つ母親ならではの視点を活かし、教育や子育てに関するテーマで心に響く記事を届けています。また、取材記事の執筆やWebメディアのディレクションにも取り組み、幅広い分野で活躍中。

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